初めての子供が生まれました。
無事に生まれて良かった!
と安堵するばかりですが、こんな僕も子供が生まれる前は、毎日ソワソワ。
様々な方の出産レポを見て、超参考にさせてもらいました。
なので今度はソワソワしている誰かのために、僕が出産レポを書く番。
妻の出産に立ち会った記録を、僕の視点でまとめました!
今回の記事では、妻がサンタクルス夙川という産院で和痛分娩(無痛分娩)をしたときの流れを、
"パパ目線で" 書いています。
ネットを見ると、女性側の体験談は多いけれど、
男性目線の情報って意外と少ないんですよね。
「立ち会う夫は何をしたらいいんだろう?」
「どのタイミングで呼ばれるの?」
「無痛って実際どうなの?」
そんな疑問に少しでも役立てばと思って、丁寧にまとめました。
これから出産を迎える方の参考になればと思います。
コスパ重視のアラサーサラリーマンです!独自の目線で記事を書いていきます!
結論:夫は死んでも立ち合え!サポートはたくさんできるぞ!
サンタクルス夙川では計画和痛分娩になる

サンタクルス夙川では計画和痛分娩での案内になりました。
つまり、促進剤を打つ日をあらかじめ決めておいて計画的にお産をするという流れです。
ちなみに、計画された日よりも早く陣痛が来た場合でも和痛分娩は可能です。
しかし、落とし穴?があって麻酔科専門医は常勤じゃないんです。
つまり、計画された日よりも早く陣痛が来て、麻酔科専門医がいなかったら和痛はできないんです!
しょうがないと思いつつも、入院の日まで陣痛が来ないかドキドキハラハラでした(笑)
出産前日 〜入院の流れ〜

いよいよ、妻の入院の日です。
初めての出産ということもあって、僕は仕事中でしたが少し緊張していました。
● 15:00 妻が入院
受付を済ませて病室へ。
15:30 バルーン処置
バルーン処置のため、妻はいったん処置室へ。
他のサンタクルス夙川の出産レポを見ると出産の前日にバルーン処置はしておらず、妻もびっくりしていたそう。
バルーン処置のタイミングは個人差があるようですね。
16:30〜 誘発の錠剤
1時間おきに飲むタイプのお薬で誘発し、少しずつお腹に痛みが出てきた様子。
でも妻は、夜には徐々に陣痛の痛みを訴えていたので、同じくらいのタイミングで自然な陣痛も始まっていたのかもしれないです。
19:30〜 NST~ノンストレステスト
NSTで赤ちゃんの様子は問題なし。
※NSTはノンストレステストのことで、赤ちゃんが元気かどうかを確認する検査です。
20:30には大部屋へ移動し、この日はここで終了。
「少しずつ、確実に前に進んでいる」
そんな雰囲気でした。
出産当日〜無痛分娩の本番〜

翌朝、ここから一気に進んでいきます。
6:00 誘発の点滴開始(子宮口3.5cm)
ここからが“本格スタート”という感じ。
7:55 妻から電話が来る
会社に向かっている道中で妻から電話。
「そろそろ来てほしい」
この一言で、僕も病院へ向かいました。
無痛の処置
妻は無痛の処置へ。
“痛みを抑えつつ進める”ために必要なタイミングで入れてくれます。
9:30 僕 病院到着
僕が到着したとき、妻はすでにけっこう痛そうで、外部モニターの陣痛数値が「99」になると表情が変わるほど。
外部モニターって書きましたけど、ここには0から99の値が表示され、数字が高い時に陣痛が来ており痛みがあるようです。
外部モニターをみることで、妻が声を出さなくても陣痛が来ているかどうか僕もわかりました。
この外部モニターの数字をみながら、背中や腰をさすったり、できる限り声をかけながら付き添いました。
ちなみに、助産師は付きっ切りではなくて個室に妻と僕の二人だけでした。
10:20 子宮口7.5cm
助産師さんが様子を見に来ました。子宮口は7.5cm。
助産師さんに「経産婦並みに早いですよ」と褒められました。
この時、妻はかなりいたそうだったので麻酔を追加するように伝えました。
↑今思えば、痛いと思ったときはすぐに麻酔を追加するように伝えた方がいいです。
助産師さんも他の患者さんがおられるのでなかなかつかまりません。助産師をできるだけ早く読んで麻酔の追加をお願いした方がいいかもです。もちろん旦那さんが積極的にナースコールを!
10:40 麻酔を追加
横向き→仰向けになるときがとても痛そうで、正直こっちも胸がきゅっとなりました。
でも、麻酔が追加されると一気に楽そうな表情に。
そして「いきむ感じ」が少し出てくきたと。助産師さんに訪ねると、「耐えられなかったら、いきんでいいよ」と言われました。
11:30〜12:30
ときどき痛みが強まり、そのたび麻酔の調整。
子宮口は10cm近くになり、いきみの練習に入っていきます。
ただこのとき妻は
「いきむ感覚がよくわからない…」
と不安そうでした。
12:30〜 選択のタイミング
助産師さんから提案されたのは2つ。
- 麻酔を追加せずに、いきむ感覚をつかんで14時頃に産むか
- 麻酔を追加して痛みを抑えながら15時頃に産むか
11時の激しい痛みがまだ印象に残っており、
僕の判断としては
一度しっかり痛みを落ち着かせて、気持ちを整えるほうがいい
と伝えました。
妻も助産師もこの意見に同意。
結果として、この判断が妻の体力温存につながったと感じています。
とにかく5分間隔にくる陣痛に合わせて妻はいきむ練習。
僕はとにかく応援しました。
13:30 いきみのテスト
「いきむ感覚わかったかも」と妻。
助産師を呼びました。
助産師さんに「今のいきみ、合ってますよ」と褒められ、
妻も自信を取り戻す。
ここからは、僕も陣痛モニターを見ながら
「次来るよ、吸って、吐いて、目は開けて」
と声をかけていきました。
ちなみにいきむ時は、息を止めて目を開けないといけないです!
そして分娩へ

14:40 分娩の準備段階へ
妻から「痛い…」とサイン。そろそろ麻酔が切れているころのよう。
僕は慌ててナースコールを押しました。
助産師さんから「準備しますね」と声がかかる。
15:00 本格的な分娩モードへ
助産師さんから
「あと5回で決めよう」
と一気に勝負ムードに。
最後は妻が“おへそを見る姿勢”。
僕は枕ごと妻の頭を支えて体勢を作り、
一緒にカウントを入れながらいきむ。
そしてー
“3回目くらいのいきみ”で、赤ちゃんが誕生しました。
本当に、あっという間でした。
パパとしてできること

立ち会って強く感じたのは、
「パパができることって、実はたくさんある」ということです。
- ナースコールを押す
- 陣痛のタイミングを伝える
- いきみの呼吸をサポートする
- 背中をさする
- 飲み物を渡す
- 汗を拭く
- 部屋の温度調整
- 気持ちを落ち着ける声かけ
- 病院との会話を一緒に聞いて判断の助けになる
ちなみに妻からは、ナースコールを押してもらえたのが助かったといってもらえました。
100点満点じゃなくていいし、
“正しさ”より“寄り添う姿勢”が大事なんだと実感しました。
出産は妻だけじゃなく、
夫にとっても大きな出来事です。
今回僕は立ち会って、
「人生で一番やってよかったことの一つ」
と言えるほどの経験になりました。
サンタクルス夙川の方々大変お世話になりました。
おまけ:サンタクルス夙川の感想
- 内装がすごくきれい
- 阪急夙川駅のすぐ近くで電車でも行きやすい
- 和痛分娩なので、無痛分娩の中では痛い方
- お祝い善は夫も食べれる(僕も食べました)
- 出産後の部屋は個室でホテルみたい
